篠塚建次郎は何故、ソーラーカーに関わるのか ‥‥
地球温暖化をくい止めんとする国際的な動きの中で、ガソリンを燃料とする自動車は現在の環境指針に相反しており、私自身も競技に参戦する度に大きな問題に直面して来ました。しかし、今や車は人々の生活になくてはならない役割を果たしています。ならばどうすれば車がエコに貢献出来るか。
私は思いました。車こそが温室効果ガスを削減するにあたって極めて効果的に働きかけられるものではないかと‥‥。
エコロジーを重視したソーラーカーやEVカーでの競技や記録への挑戦は、エコの素晴らしさをより深く認識してもらえる最良のパフォーマンスであり、日本のECOカー技術を世界に知らしめる最も有効な手段です。
中でもソーラーカーは太陽電池を搭載し、その電気エネルギーのみで走行する無公害の自動車です。これほどエコロジーと調和する車はないのではないと言う考えに至った訳です。
《ソーラーカー・チャレンジ》
2008年
春、母校の東海大学チャレンジセンターのソーラーカーチームの学生が、同年9月28日 - 10月8日にかけて、南アフリカ共和国で開催される国際自動車連盟公認のソーラーカーラリー「サウス・アフリカン・ソーラー・チャレンジ2008 (SASC 2008)」へ出場に向けて悪戦苦闘している様子を知った。このソーラーカーラリーは、アフリカ大陸初の大会となり、全長4,000km超えの世界最長のソーラーカーレースであった。同大学の木村英樹 (工学者)教授からの要請もあり篠塚は特別アドバイザーに就任、ソーラーカーのドライバーも務め、総合優勝の達成に大きく貢献した。
2009年
10月オーストラリア大陸のダーウィン (ノーザンテリトリー)〜アデレード間の3,000kmを走破する、グローバル・グリーン・チャレンジ(ワールド・ソーラー・チャレンジから発展)に、東海大学が製作した新型ソーラーカー「Tokai Challenger」で出場。1987年から2年に1度開催されている。世界中が注目する伝統あるソーラーカーの競技会で2位以下に2時間以上の大差を付けて優勝を飾った。
このソーラーカーには、シャープが提供する変換効率30%、出力1.8kWの高性能な太陽電池が搭載されており。6m2以下という太陽電池面積の新レギュレーション下で、世界最速となる100.54km/hの平均速度記録を樹立した。レース中の最高速度は、チーム計測値で123km/hを記録した。
2010年
9月22 - 10月2日、サウス・アフリカン・ソーラー・チャレンジ2010に出場する東海大学チャレンジセンターチームに参加し、ソーラーカーTokai Challengerのドライバーを担当する。総走行距離4061.8kmを45時間5分で走行して優勝し、2008年に次いで二連覇を達成。このときの平均速度は90.1km/hであった。
2011年
10月2009年のみソーラーカー以外のエコカーの参加も認めた為に『グローバル・ソーラー・チャレンジ』と大会の名称を変えたが、再び本来の名称に戻った「ワールド・ソーラー・チャレンジ」に、東海大学チームのドライバーとして参戦し、2009年に続き大会二連覇。南アフリカ大会と合わせて国際ソーラーカーレースで4連覇を達成した。この南アフリカ大会の模様は、NHK総合・BS-NHKと山梨放送で放送され話題となる。
山梨放送製作のドキュメンタリー『かなえる力』は実子の絲木建汰がナレーションを担当している。
2012年
4年間ドライバーを務めた東海大学チームを離れ、本人が代表を務める「ソーラーカーチーム篠塚」を結成。東芝、鈴与などがスポンサーとなった。FIA公認の
「鈴鹿ソーラーカーレース」ではオリンピアクラス3位。9月には「Sasol Solar Challenge 2012 South Africa」に出場し南アフリカのプレトリア〜ヨハネスブルグ〜ケープタウン〜ダーバン〜プレトリアの4200kmを走行。
実走行距離4632,0㎞でアドベンチャークラス優勝に加えRecord Breaker 賞とBest Privete 賞を受賞した。
2014年
8月、沖縄県宮古島市の下地島空港の滑走路にてソーラーカー世界最高速記録を更新。滑走路往復500m走行を光電管で計測し、8月22日にはギネス公式認定員立会いの下、それまでの世界最高速記録だった88.738km/hを破る88.891km/hを記録し、即日認定された。8月20日にも91.332km/hを出して世界最高速記録を更新していたが、当日は認定員不在だったために後日証拠とともに申請し、その記録も認められたため、最終的な認定記録は91.332km/hとなった。
2015年
8月1日『鈴鹿ソーラーカーレース』 〜4時間耐久レース〜にドライバーとして「立命館 With Shinozuka」チームから出場。2016年はクラス6位に入賞した。今はエンジョイクラスのエントリーだが、オリンピアクラス、チャレンジクラスとステップアップし、いずれは国際競技に参加するを目標にしている。
《アドバイザーとして 技術指導者として》
培って来た知識と経験を伝える事で若者たちのグローバルな視点を広げ、地球の未来を担う人材が育つ為の手助けができるのならば。
その2つの思いが相まって、OBである東海大学のソーラーカーチームとコラボしたのがはじまりである。以来、大学生の工学的技能向上、困難に立ち向かうチャレンジ精神の育成、創造的もの作りのアドバイザーとして尽力している。
毎回大勢の学生たちが将来の技術者として普段の座学では得られない経験をし、プロジェクトを進める過程で生じる様々な壁を乗り越えることで困難に打ち勝つ強さを身につけて成長していく。その姿を見守る事のできる充実感が篠塚を次のチャレンジへと向かわせ芦屋大学・立命館大学と思いは繋がって行った。
“東海大学とコラボ”
2008 09/28~10/08
「南アフリカソーラーチャレンジ」4000km 優勝
2009 10/25~10/30
「ワールドソーラーチャレンジ」3000km 優勝
2010 9/25〜10/7
「South African Solar Challenge」4200km 優勝
2011 10/16〜10/23
「World Solar Challengee」3000km 優勝
“芦屋大学とコラボ”
2014 8/20〜8/22
「ソーラーカー世界最速ギネス新記録達成」
“立命館大学とコラボ”
2015/8/1(土)
『鈴鹿ソーラーカーレース』〜4時間耐久レース〜
総合4位 エンジョイクラス2位
Gallery
2015年10月29日(木)
立命館大学 with SHINOZUKA 総合4位
8月1日、鈴鹿サーキットにて行われました『鈴鹿ソーラーカーレース』に出場した篠塚建次郎がドライブする“立命館大学 with SHINOZUKA”チームが、4時間耐久レースで総合4位、社会人クラスは2位の成績をおさめましたのでご報告申し上げます。
2014年10月27日(月)
宮古島エコパークにギネス記録達成時の写真などが展示
ギネス記録挑戦際に全面協力してくださった宮古島市に、この10月に『宮古島エコパーク』がオープン致しました。 ギネス記録に挑戦したソーラーカーの四分の一レプリカと写真、記録達成を掲載した新聞各紙がエコパークの中に展示され、 永久保存となりました。
2014年10月2日(木)
読売新聞に世界最速ギネスの記事が掲載されました。
本日の読売新聞に掲載されました。
2014年8月19日(火)~22日(金)
ソーラーカー世界最速ギネス記録を達成!!
沖縄の猛暑の中、ソーラーカーによる世界最速記録超え、念願のギネス記録を達成することが出来ましたので報告いたします。20日に出した時速は、掲載の写真では91.333km/hになっていますが、正式には91.332kmです。場所は宮古島市の下地島空港の滑走路と誘導路です。
猛暑の中、で宮古島市役所の職員10名〜15名様が、8月19日のテスト日を含む20日・22日の3日間のコース員として、滑走路に立ち安全を確保して くださいました。感謝申し上げます。
2012年10月13日(土)、14日(日)
「グレータートーキョーフェスティバル グリーンチャレンジデー」でトークショー
環境に良いことを取り上げている企業が展示などをする「グレータートーキョーフェスティバル グリーンチャレンジデー」が東京・新宿御苑にて開催されました。 14日のお昼に私(篠塚)とマリ・クリスティーヌさんと本田由佳(株タニタ)さんとの3人でトークショーを行いました。
2012年10月1日(月)
ソーラーカーのギネス最速記録への挑戦、記録に届かず。
「サソル・ソーラーチャレンジ・サウス アフリカ2012」に続いて、今年3つ目の目標であるギネス世界記録のソーラーカー最速記録に挑みましたが、残念ながら失敗に終わりました。チーム篠塚が記録した最高時速は80.5km/h。現在のオーストラリアのチームが保持する世界記録88.9km/hに、8km/h以上の差で記録更新には及びませんでした。
「これまでラリードライバーとして、いかに早く走ることができるかだけを考えてきた。しかしソーラーカーチーム篠塚では、企画、チーム編成、スポンサーや大会側との交渉など、様々な役割をすべて自分でやらなければならない。大変なことだけれども、ソーラーカーでやりたいことがまだまだある。とにかくこれからも進んでいくしかない」
2012年9月28日(金)
「サソル・ソーラーチャレンジ・サウスアフリカ」でクラス優勝!
ソーラーカーチーム篠塚として初の国際大会「サソル・ソーラーチャレンジ・サウスアフリカ2012」(9月18日~28日まで開催)に参戦しました。そして約4,632kmという距離を走破し、アドベンチャークラスで見事優勝を果たしました。
今大会の最大の特徴は、走行距離によって順位を争うというものです。ソーラーパワーの蓄電量や天候といった様々な条件を考慮しながら、いかに長い距離を走り切ることができるかが勝負の鍵となります。
レースは11日間の日程で、首都プレトリアをスタートし、反時計回りにコースを進みながら、ケープタウンを通過し、一路東に進み、ポートエリザベス、イーストロンドンなどを経て再びプレトリアを目指しました。
1日に平均400~500kmという距離を走行するという過酷なレースです。参加チームは14チームで、地元の大学チームなどのほか、日本からはチーム篠塚と東海大学の2チームが出場しました。
チーム篠塚はアドベンチャークラス、東海大学チームはチャレンジクラスにそれぞれ参戦(マシンの仕様が異なります)。東海大学も同じくクラス優勝を果たし、2クラスを日本のチームが制覇。ソーラーカーにおける日本の技術力の高さを世界に証明する結果となりしました。
2012年8月27日(月)
ソーラーカーでギネスに挑戦
ソーラーカーでギネス最高速記録(時速88.8km)の更新に挑む「ソーラーカー篠塚」の 「Sasol Solar Challenge2012 &ギネス ソーラースピードチャレンジ壮行会」 が都内で行われました。サポーターとして東芝の飯島部長、鈴与商事の玉村取締役、前神奈川県知事の松沢氏も出席していただき光栄です。10月1日に南アフリカで挑戦します。応援よろしくお願いいたします。
東京中日スポーツ、日本経済新聞に掲載されました。
2012年6月4日(月)
鈴鹿サーキットにてソーラーカーの試走会
8月4日に行われる【ソーラーカーレース鈴鹿2012】の事前走行会に参加しました。
使用したソーラーカーは昨年の車でしたが本番までには性能をさらにアップする予定です。
2011年10月
『2011ワールドソーラーチャレンジ』レポート
2連覇を達成しました! 素直に嬉しいです!
楽観できるラリーではないと覚悟して挑んだ今回のチャレンジだったので、優勝できて本当にホッとしています。20カ国から37台が参加し、自力走行で完走したのはわずか7台という厳しいラリーを制したことはまさに奇跡です。 とにかく予選の朝まではトラブル続出で、ハラハラドキドキの連続でした。ところが本番では‥‥なんとノントラブル!スタート前にトラブルが出尽くしてしまったのか‥‥ まるで神が味方してくれているかのような展開になりました。
“優勝カップ”
10月15日(土) 晴れ /予選
予選はダーウィン郊外のヒドゥンサーキットでおこなわれた。予選の順位で明日のスタート順が決まる。 ダーウィンは熱帯性気候で日中は気温が35℃を越え湿度も高いため 朝早く予選に出場しようと並んだが電気系統のトラブルでスタート出来ず。約1時間半後に予選に再トライし5位で終了。先を走るチームの出方がわかり、策戦を立て易い理想のポジションだ。
“スタート直前までお世話になったトヨタのガレージ前”
10月16日(日) 晴れ /スタート
『ワールドソーラーチャレンジ』はオーストラリアで2年に一度開催される。スタート前、ディフェンディングチャンピオンの我々チームは TVをはじめ多くのメディアのインタビューを受けた。ダーウィンの中心街からスタートしスチュアートハイウェイを南下するコースの途中で、 前を走る4台を次々とオーバーテイクする。 有力チームの“Nuon”と“Michigan”がぴったりと後ろに付いて走行、 我々の出方を見ているようだ。 その結果、コントロールストップで3チームが仲良く並んで充電することに‥ 太陽光に対してパネルを直角に向けると発電効率は増す。
“コントロールストップで充電”
午後5時にクルマが停止した場所がゴールとなりオブザーバーがラインを引く。コントロールストップ明日またこの位置からスタートするのがルールだ。
“タイヤの下に引かれたライン”
Nuonチームと同じ場所でキャンプすることになる。 初日はコントロールストップでは3チームが、 キャンプでは2チームが一緒になる珍しい光景となった。 接戦を物語っている。本日の走行距離716km。
“キャンプ地でNuonチームと”
10月17日(月) 薄曇り /2日目
朝8:00スタート、85km/hで走行し天気の回復とともに95km/hで走行。
午後1:00過ぎ、突如ストップ指示が主催者から出る。通過予定のエリアでブッシュファイヤー(草原火災)が発生し 100㌔四方が燃えているため通過不可能との事。消火の見通しがつかないので今日はここで競技は終了した。 本日の走行距離400km。
“伴走車と共に”
10月18日(火) 晴れ /3日目
火災もおさまり今日は予定通り競技スタート。 昨日は午後から充分に充電できたのでほぼ満充電、勝負をかける事にした。100km/hのハイペースで走行。コントロールストップに真っ先に入る。
“コントロールストップ”
コントロールストップは1日平均2回あり、30分止まるのがルール。その間にタイムと通過確認し充電とドライバー交代が可能。車の修理は不可だ。
“Nounさんお先に行きます!”
2位Nuonとは35分差、3位Michiganとは39分差と引き離す。本日の走行距離725km。
10月19日(水) 晴れ /4日目
左前方から6?7mの強い風。夕方から曇りはじめた。予報で明日は雨になると言っていたので、朝から95 km/hで走行していたが16:00頃から80 km/h以下にペースダウンした。これが状況を大きく変えることになる。
“サポートトラック”
NuonもMichiganもチームの規模が大きくF1のようなサポートトラックが付いており、偵察車も何台も走らせている。その偵察車が、ペースダウンした我々チームの様子を見て、バッテリー残量が少なくなっていると判断したのだろう。Nounチームが急迫してきたのだ。順位に変動はなかったが2位との差は15分になった。
本日の走行距離720km。2561km地点まで来た。
10月20日(木) 曇り /最終日
ゴールまであと437 km。太陽は出ていないが昨日バッテリーを温存したので 100 km/h前後のハイペースで走行。13:07には最終計時地点にトップで到着。1時頃からパラつきはじめていた雨がだんだん強くなる。
我々は2位Nuonに45分差で3位Michiganに2時間以上の差で優勝を決めた。
“ポジウムへ”
最終ゴール地点のアデレードの中心街のあるビクトリアスクェアーにゴール。恒例のシャンパンファイトのあと噴水の池に皆で飛び込む。 優勝の喜びは雨も寒さも感じさせぬほど大きかった。
2011年10月14日(金)
『ワールド・ソーラー・チャレンジ』近況報告
10月13日に車検を無事に通過し、14日の予選は5位。良いポジションだと思います。あれこれ“冷や冷や”“ドキドキ”の状況ですが、上位入賞を目指して頑張ります!
22日のゴール後にまた連絡致します。
2011年9月24日(土)
『ワールド・ソーラー・チャレンジ』参戦発表会
10月16日よりオーストラリアで開催される世界最大級のソーラーカーレース「ワールド・ソーラー・チャレンジ」の参戦発表会が行われました。 東海大学のソーラーカーチームのドライバー兼特別アドバイザーとして毎回参加しています。08年の同大会、10年の南アフリカの大会を含め、ソーラーカーの世界戦で目下3連勝中。世界戦V4を狙います。
本年は新規定に対応するために20Kgの軽量化を含め、パナソニックと東レの両スポンサーから新技術を得て、走行力のさらなる向上を図っています。
ワールド・ソーラー・チャレンジは10月12日~14日に車検と公道上でのテスト走行、15日にヒドゥンバレーサーキットで予選を行い、16日にダーウィンをスタート。そして20日にアデレードにゴールし、23日に表彰式が開催されます。
皆様、応援よろしくお願いします!
2011年8月20日(土)・21日(日)
『GTFグリーンチャレンジのつどい』にて講演会
新宿御苑にて開催されました『GTFグリーンチャレンジのつどい』に、 鈴鹿のソーラーカーレースに参戦したソーラーカーを展示しました。 21日には講演もあり、 ソーラーカーはイベントに参加した大勢の方々の注目を集めました。
2011年8月6日(土)
『ソーラーカーレース鈴鹿2011』5時間耐久レース決勝に出場。
8月6日に三重県・鈴鹿サーキットで開催された 『ソーラーカーレース鈴鹿2011』5時間耐久レース決勝に出場しました。 特段の大きなトラブルもなく無事に終了致しました。 おかげさまで初出場ながらエントリーした「静岡ソーラーカークラブ」は クラス2位という上々の成績でゴールできました。 「狙いどおりの結果。将来的に“チーム篠塚”を創設して参戦する足がかりになった」と 満足しています。 声援に心から感謝しております。
2011年6月13日(月)
FIAオルタナティブ・エナジー・カップ レースの試走会
FIAオルタナティブ・エナジー・カップが8月6日(土)鈴鹿サーキットで開催されます。このレースは今年で20回目で歴史ある国内唯一FIA公認のソーラーカーレースです。
このレースの試走会が6月13日行われ走行してきました。今回のレースの目標はFIAカップのかかるオリンピアクラスの表彰台です。
2010年9月22日~10月2日
South African Solar Challenge 2010
南アフリカ共和国で開催された国際自動車連盟公認のソーラーカーレース「South African Solar Challenge 2010(サウス・アフリカン・ソーラーチャレンジ2010)」に出場。東海大学チャレンジセンターチームに参加し、ソーラーカーTokai Challengerのドライバーを担当する。総走行距離4061.8kmを45時間5分で走行して総合優勝、同大会で二連覇を達成。このときの平均速度は90.1km/hであった。
2010年6月3日(木)
ソトコトサファリマラソン
2010年5月23日、アフリカのケニア共和国で、ソトコトサファリマラソンが開催され、その先導者(ソーラーカー)のドライバーとして参加して来ました。
世界初の試みとして、マラソンの先導車にソーラーカーを使用したこのマラソン。
そのドライバーを勤めれた事を非常にうれしく思います。
写真は、シドニーオリンピック金メダリストの高橋尚子さん。
来年、高橋尚子さんの故郷である岐阜で予定されている『高橋尚子杯』で、また一緒に走れる事を楽しみにしています。
【関連リンク】
SMILE AFRICA:http://www.sotokoto.net/smileafrica/marathon/about2010.html
ソトコト:http://www.sotokoto.net/jp/
2010年5月19日(水)
トークショー
5月13日(金)、新宿御苑にて雑誌 『ソトコト -SOTOKOTO- 』 主催の 『ロハスデザイン大賞』 で、シドニーオリンピック金メダリストの高橋尚子さんと、トークショーに出演してきました。
ロハスデザイン大賞では、太陽光発電装置を備えたエコ住宅など、その他様々なエコなアイデア商品が展示してありました。
みなさんも、少しでもエコな工夫をしてみてください。
【関連リンク】
asahi.com:http://www.asahi.com/housing/news/TKY201005140217.html
SMILE AFRICA:http://www.sotokoto.net/smileafrica/marathon/about2010.html
ソトコト:http://www.sotokoto.net/jp/
2010年5月23日(日)
ナイロビスマイルマラソン
ケニアにて開催される『ナイロビスマイルマラソン』
このイベントは、マラソンの高橋尚子さんがケニアの子供達に靴を贈るために行っているもので、その先導車として篠塚建次郎がドライブするソーラーカーを走らせる事が決まりました。みなさんも応援よろしく。
URL:http://www.sotokoto.net/smileafrica/marathon/about2010.html
2009年10月
オーストラリア「グローバル・グリーン・チャレンジ」
オーストラリア大陸のダーウィン(ノーザンテリトリー)〜アデレード間の3,000kmを走破する、グローバル・グリーン・チャレンジ(ワールド・ソーラー・チャレンジから発展)に、東海大学が製作した新型ソーラーカー「Tokai Challenger」で出場、2位以下に2時間以上の大差を付けて優勝を飾った。このソーラーカーには、シャープが提供する変換効率30%、出力1.8kWの高性能な太陽電池などが搭載されていた。6m2以下という太陽電池面積の新レギュレーション下で世界最速となる100.54km/hの平均速度記録を樹立した。レース中の最高速度は、チーム計測値で123km/hを記録した。
2009年9月16日(水)
新聞に掲載されました。
『東京・中日スポーツ』にて、東海大学のソーラーカーチャレンジの記事が掲載されました。
2009年9月9日(火)
時速100キロのソーラーカーのドライバーとして試乗
9月7日 東海大学の湘南キャンパス(平塚市北金目)で、オーストラリアで10月に開かれるソーラーカーレースに参加する車両にドライバーとして試乗しました。
車両は全長約5メートル、幅約1・64メートルで重量は150キロ以下。大手電機メーカーのシャープが太陽電池パネルを提供し、時速100キロを目指す。開発にかかわったのは、東海大学の環境問題などに取り組む「ライトパワープロジェクト」で昨年12月から構想を始め、太陽電池の性能やボディーの形状などがポイントのようです。
レースは「グローバル・グリーン・チャレンジ」のソーラーカー部門で、オーストラリアの約3000キロを縦断するもの。10月24~31日に開かれ、同部門には世界の約30チームがエントリーしています。同大OBである私がドライバーで、学生約20人もサポーターなどとしてレースに臨む予定です。
2008年10月21日(火)
The South African Solar Challenge 2008
9月28日から11日間、南アフリカで開催されました「The South African Solar Challenge 2008」に出走して参りました。
わが母校、東海大学「ライトパワープロジェクトチーム」の特別アドバイザー兼ドライバーとしての参加です。
今回は若い後輩たちの頑張りもあり、世界各国の強豪を相手になんと、総合優勝を果たしました!
メジャーなソーラーカーレースは、比較的平坦なコースを走るものが多いのですが、この南アフリカのコースは他の大きな大会とは違い、全般に及んで起伏の激しいコースばかり。
力の小さなソーラーカーには負担の大きなレースとなりました。
ソーラーカーは、太陽光から集めた電力をモーターで消費しながら走行するのですが、上り坂では電力の消費量が多く、蓄電よりも消費が上回ってしまいますので、燃料切れに配慮した走行をしなくてはなりません。
加えて天候にも恵まれず、11日間の大会期間中、雨が3日、曇りが2日と、太陽光を力の源とするソーラーカーにはとても厳しい!
本来は晴天が続く、ソーラーカーレースにはもってこいのシーズンだったはずなのに、、、
このようなソーラーカーにとって過酷な条件下での総合優勝は、まことに嬉しい限りの結果となりました。
2008年8月13日(水)
南アフリカソーラーチャレンジ2008
9/28から南アフリカで開催される「The South African Solar Challenge 2008」に出走してきます。
今回はわが母校、東海大学の「チャレンジセンターライトパワープロジェクト」として参加。
特別アドバイザー兼ドライバーとして同行します。
「The South African Solar Challenge 2008」は、アフリカ大陸初のソーラーカー大会です。
ヨハネスバーグをスタートし、ケープタウンなどの主要都市をほぼ全て経由した後、ゴールのプレトリアに到着するという、南アフリカをほぼ1周する大会です。
開催国南アフリカを筆頭に、アメリカやイギリス、フランス、ドイツ、オーストラリア、加えてインドやブラジル、台湾など世界各国からの参加が予定されています。
全行程4,175キロを走破する壮大なレース。
環境および資源の問題という側面から見ても、非常にチャレンジし甲斐のある大会です。
無限に降り注ぐ太陽の光だけで車が動く。
これって究極のエコだよね。
私、篠塚建次郎も、後輩に負けないように、これらの問題に対し積極的に取り組んでいこうと思っています。
◇The South African Solar Challenge 2008 ホームページ
http://www.solarchallenge.org.za/
◇東海大学チャレンジセンターライトパワープロジェクト
http://deka.challe.u-tokai.ac.jp/lp/